読書メモ★★★★☆『OUT』
ちょっと放置のつもりが2ヶ月もブログ書いてなかった。
もう年の瀬ですよ。
プライベート(というか子どもの持病)のことであたふたしていたのですが、
時が過ぎるのは一瞬ですね。
その間、本は1冊しか読めてない。。
ねえ、世のワーママの皆さん、どうやって読書時間確保してるの?!
やっぱ寝る前のKindle生活はじめようかな。
で、前置きが長くなりましたが、すっかり桐野夏生先生にハマっております。
今回は
『OUT』。
深夜の弁当工場で働く主婦4人の中うち、1人がひょんとしたことで旦那さんを殺してしまい…
という、ストーリー。
もう…前半…読むのが苦しいのなんの。
働いてる主婦達は、生きるのに必死なの。
子ども等家族を養っていかなきゃならない。でもそんなに簡単に稼げる仕事はない。もっとお金が欲しい。でも現実はそんな簡単に稼げて楽な仕事ってない。。
と、ね、もう現実の自分とどの登場人物も重なりすぎて、読み続けるのが苦しかった。
が。
その中のとある主婦が夫を殺してしまう。
そこで証拠隠滅しようとする他の主婦メンバー達。
ここから突破したかのようにストーリーも展開していって、読んでてスカッとするの。
まぁ最後のエンディングは賛否両論ありそうだけど、
日常生活・現実に縛られて息ができないワーママ達の息抜きには良いと思われ。
そしてワーパパ達も、これを読んでみて。
隣にいる奥様にあなたはどう思われてるかな。。?